スタッフインタビュー

静岡日産自動車 焼津道原店(2018年入社)

テクニカルスタッフ 山西 祐摩

常に学ぶ姿勢でいること

家族の理解とサポートに感謝!

私は中学生の頃から車が好きで、ずっと車の事ばかり調べていました。自分の車を持った時も独学で整備をしたり、馴染みのモータースやレース屋さんから知識を得たりしていました。 整備士を目指すきっかけになったのは、私の義父が静岡日産で車を探していました。その商談に同席している時に、店舗の方に「整備の仕事をしたい」と私から相談しました。日産に整備士になるための学校があることも、その時初めて知りました。

当時、既に結婚もしていましたし、もちろん仕事もしていました。妻にとって私が会社を辞めて学校に通うということは、収入が無くなり離れて暮らすことにもなるので、とても不安だったと思います。一悶着も二悶着もありましたが、「やりたい仕事があるなら、やった方が良いよ」と背中を押してくれましたし、プラスになる言葉を掛けてもらえたので頑張ろうと思えました。家族のサポートが大きな励みになりましたし、今は感謝しかありません。

整備学校は、とにかく楽しかった!

整備学校は店舗の方から勧めていただいた、日産がサポートしている学校に入学しました。 入学当初から他の生徒より知っていることが多く、成績は上位に入る方でした。 普通の勉強だと小中高と成績は上の方ではなかった分、整備学校で成績上位にいられることは嬉しかったです。そして、車のことだけを考えらえるので、整備学校はとても楽しかったです。

整備士の仕事をしたいと思った理由の1つに、知識の幅をもっと広げたいという思いがありました。独学だと愛車で試すしかないので、知識が偏りがちになったり、症状が出ていない箇所を整備しても、不具合が解消されたかわかりません。しかし、整備学校で基礎を1から学び、実際に整備のプロとして毎日違う車を触れる機会があることで、知識の幅が広がったことが実感できているので、思い切って進学して本当に良かったなと思います。

静岡日産に入社するきっかけになったのは、採用担当の方が熱心に声をかけて下さったのがきっかけです。 日産の学校は横浜にあったのですが、横浜にいる時からマメに連絡をくださり、気に掛けていただいていました。そういった手厚い対応をして下さる方がいる会社だったら安心だなと思い、静岡日産に応募しました。

常に学ぶ姿勢でいること

整備士としてディーラーで働いているとスタッフ・お客様問わず、車好きな方々と車の話ができるのは嬉しいですし、とても楽しく仕事をさせていただいています。 仕事に対しては、自信満々で入社したので不安はありませんでした。しかし、入社して半年から1年くらい経った頃に、自分の壁が見えてきて不安なることはありました。

今は一通り作業が出来るようになりましたが、新しい技術や機能がどんどんでてくるので、常に学ぶ姿勢は怠ってはいけないと自分に言い聞かせています。 新しい技術や機能については、勉強会や研修をしてもらえます。研修を終えてすぐに実践に移せるようになっているのでとても助かっています。現場でも、上司や先輩方からその場で分からない事は教えていただけます。サポートが受けやすい職場環境なので安心して働けます。

お客様の車を自分の車と思い、
楽しんで仕事しています

自分自身、車がとても好きで、休みの日に愛車のシルビアをいじって走りの感覚を調整しています。 自分と同じ車やスポーツカーに乗っているお客様が来店した際には、情報共有したり、車に対するこだわりや気に入っているポイントなどの話題で話が盛り上ります。その時はとても楽しい時間を過ごせているなと感じます。

もちろん、一般車の整備点検作業をしていても楽しいです。お客様の車ではあるのですが、自分の車だと思って色々考えながら楽しんで仕事しています。

クルマ自体の進化をいち早く知ることができるので私にとって、この仕事は天職です。新しい技術や資格試験の勉強を始めると時間を忘れてしまうくらい没頭しちゃうこともあります。

どういう車に仕上げたいか、
お客様に伝えることが大切

入社1ヶ月くらいたった頃、静岡日産から数名選出して「富士スピードウェイ」のレースのお手伝いで出張へ行ったことがありました。 その際にチームメカニックの方から「自分だったらどういう整備で、どういう車に仕上げたいか、お客様に伝えることが大切だよ」という言葉をいただいたことがとても印象に残っています。

その時はメカニッククルーの1人の方とお話をさせていただいたのですが、とても有意義な時間に感じました。 レースは、24時間耐久レースで2日間で行われたのですが、24時間起きて仕事をしていた為、レースが終わった後は眠たくてしかたがありませんでした。上司に連絡するのを忘れて、サービスエリアで寝てしまい、心配をかけてしまったのは今ではいい思い出です。 当時は入社して1ヶ月くらいの頃だったので許していただけたのですが、それからは報連相を忘れないように気を付けています。 レースのお手伝いに参加させていただいて、とても身になりましたし、貴重な経験をさせていただきました。

やりたいことがあるなら、
やった方が良い

前職ではベアリングやモーター等の車部品を製造する金属加工会社で、22歳まで4年程勤めていました。 それから2年間整備学校へ通いました。 整備学校へ通っている間はアルバイトもしていました。 学校が16~17時に終わり、18~22時までアルバイトで生活をしていたので、肉体的にしんどい思いもしましたが、今振り返ってみると学校もアルバイトもとても楽しかったです。

整備士の仕事は、車によって状態が違いますし、1台1台作業内容も違います。流れ作業ではないのでとても楽しく感じます。 自分の知識の幅を広げるなら、この職場が1番の場所だと実感しています。 「やりたい仕事があるなら、やった方が良いよ」という妻の言葉が私の人生の分岐点になりました。