スタッフインタビュー

静岡日産自動車 静岡国吉田店(2021年入社)

テクニカルスタッフ 川口 駿

企業奨学金制度で安心して就職できました

まずは教わったことを
すべて吸収する!

私は専門学校と就職先を一度に決める企業奨学金制度を利用して、静岡日産に就職しました。 私には学歴の強みがなく、就職できるか不安な気持ちがあったので、あらかじめ就職先が決まってることに安心し利用しました。専門学校の学費を支援していただけるのもありがたいんですが、私の場合は、就職先があるのがポイントでした。

国家一級を取得したのは、整備以外の仕事もやりたいと思った時に、可能性を増やしたかったからです。 専門学校では同級生に負けないよう、基本的には全部一番、もしくは満点を取るよう頑張りました。授業は専門分野なので、学校で教わったらその度に吸収しなければテストや実技で活かせません。だから先生の言うことをしっかり聞いて、与えられた課題は確実にこなす努力しました。社会人になった今でも、先輩の話を聞いていれば知識を得られたり、技術を習得することができます。 教えてもらったことを吸収する。この姿勢は今でも大事にしています。

困っていれば
すぐに助けてくれる
先輩たち

静岡日産のことは、企業奨学生の話が出る前まで知らなかったです。ディーラーが何をしているところなのかもわかっていませんでした。 専門学校に在学中にも、定期的に会社訪問や人事の方との交流もあったので、会社のことや仕事内容を教えてもらえました。

私は一日中車を触っているのが整備の仕事だと思っていましたが、実際には車触るのが半分、お客様と話すのが半分という感じで、車だけを相手にしてるわけじゃないんだなって、自分のイメージとギャップがありました。 でもそのギャップは嫌ではなくて、むしろ接客が好きなので、お客様と会話してそこからご要望を引き出したりするのは、すごくいい時間だと思っています。

専門学校の頃は、昔は夜中まで残業したり怖い先輩がいた、という話を先生から聞かされていましたが、今の職場はそんなことはありません。優しい先輩が多くて、困っていればすぐに助けてくれる人たちばかりです。私の直属の上司は、すごく現場のことを考えて働きやすい環境を作ろうとしてくれています。

ディーラーの「強み」
頼れる先輩がいること

まだまだできないこともいっぱいあり、不安に思うことは多くあります。 ですが、ディーラーの強みと言いますか、車種ごとに整備要領書というものがあり、車の情報がいつでもパソコンで見られるようになっています。また、メーカーが提供してくれる車種特有の不具合が集約されたデータもあります。不具合があった際は、それを見れば参考になることが載っているので、どこを診ればいいかわからず頭を抱え込んでしまうこともあまりありません。

もし不具合の改善方法を調べてもわからなければ、先輩が大体のことを教えてくれます。多くの日産車を毎日触ってきた頼れる先輩たちです。先輩たちも後輩が成長するように自分の知識を惜しみなく教えてくれるので、気軽に質問や相談ができる職場です。忙しく作業していても、突き放されて困ったり分からなくて途方に暮れる、なんてことはない安心して働ける職場です。

お客様の車は宝物

まず第一に、お客様の車は宝物だと思って扱うようにしています。車好きな方には、本当にその車を安心して長く乗っていただくようにメンテナンスやアドバイスをさせていただきます。逆に車にあまり興味のないお客様には、車に興味を持ってもらえるように、車の楽しさやメンテナンスの重要性を極力わかりやすい言葉で伝えることを大切にしています。

やりがいは、やっぱりお客様に感謝されることが一番です。 お客様のお困り事を解消することができた時は、すごく貢献しているなと感じることができます。そして「次も川口さんにお願いしたい」と言っていただいた時はとても嬉しく、モチベーションになります。声を掛けてくださったお客様の顔や名前は、自然と覚えますし忘れられないですね

サービス技術大会は
いい経験になった

日産には全国サービス技術大会があります。競技には4つの選手区分があるのですが、入社5年目までが出場できる若手TS枠で、2022年のブロック大会の会社代表として出場させていただきました。

選出されたと聞いたときは、驚きと嬉しさと、不安な気持ちが入り混じっていました。 もちろん大会に向けて実車練習もしていましたが、なかなか自信が持てず競技直前までずっと不安でした。 大会が始まって問題を見て、できそうだと思った時に少し心が軽くなりました。 表彰台に乗れませんでしたが、出題された2問の課題をどちらも正解することはできました。

大会が終わった瞬間、やっとプレッシャーから解放されたと思ったのですが、中途半端に出来たせいで逆に悔しく思えてきてしまいました。もっとたくさんロープレや練習を繰り返していれば、もっといい結果が出せたんじゃないか、あそこはああしとけば良かったなど3日間くらいずっと考えてしまったほどです。でもとても良い経験ができたと思っています。

やりたいことと、
入社してできることの
ギャップを埋めておく

専門学校の友人や新卒で入社した人の中には、自分が思っていたものと違うという理由で辞めてしまう人が結構います。

例えば、自分が何をしたいのか、車が好きと言っても見るのが好きなのか、いじるのが好きなのか、走るのが好きなのか。そして、自分が働きたいと思っている会社で何ができるのか。1日中整備をするのか、当店のように接客もするのか、車検の検査も行うのか。というように自分のやりたいことと、会社に入ってできることのギャップの埋め合わせを入社する前までにやっておけば、いい社会人生活を送ることができると思います。 私は車の整備も接客も好きなので、楽しく働けています。